住んでいる地域においてはその地方行政に対して住民税を納めていることから、行政のサービスを安い料金で受けられることがあります。葬儀の場合でいえば、火葬場における遺体の火葬料金に対し、住民とそうでない人とで金額に差を設けているのはよくあることです。
大阪府下においては、大阪市を筆頭にたくさんの市がありますので、それぞれが地方行政の判断で財源と相談し、市民にサービス提供を行っていると思われます。そのため、まずは住んでいる地域の役所に相談するのがベストです。
どちらにしても死亡届を提出しなければならないことから、ついでと言っては語弊がありますが、何か府民にとってメリットのある制度はないかを聞いてみるのがいいでしょう。住んでいる地域によって異なる行政サービスのため、大阪府内でもばらつきがあると最初から心得ておけば、必要以上にガッカリせずに済みます。
普通に考えれば、年を取った人から順にお迎えがくると考えられますので、親の葬儀は子供が出すことになります。子供世代は仕事に子育てにと忙しい毎日を過ごしていますので、そこへお葬式が飛び込んで来たら、それこそ右往左往という言葉がしっくりくる慌ただしい状況になってしまうでしょう。
そんな忙しい人が多く暮らす大阪府の中心地での葬儀は、近年、会館で行われることがほとんどです。親とは別に暮らしている子供世代が圧倒的に多いので、葬儀の準備をするにも親の家のことが全く分からないとなると、準備には余計に手間がかかります。
それなら自分が喪主になるとわかっているのならむしろ、自分の家で用意できるものは用意し、あとは会館でそろえてもらった方がはるかに効率よく進みます。忙しい世代だけに、効率よく行わないといけない時代になっているのは間違いありません。